アラフィフ興味散漫ライフのゆくすゑ

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私の後悔を公開 子育て編②

子どもが幼稚園時代の時のこと。

スイミングやらサッカーやら絵画やら体操やら算盤やらやらやら

みんなたくさんの習い事をしていました。

私には今でも心に残っているあるママ友がいます。

 

子どもが小さいうちは、毎日毎日送迎送迎、日々送迎なんです。

そんな時、晴れていればこちらの(母親側の)労力も少なく済むのですが

ザーザーな雨だったり、暴風雨だったり、大雪だったりすると結構大変で、

上から下まで濡れないように着込ませ、

幼稚園のかばん、荷物の他に、

着替え、タオル、そうやって荷物も倍くらいに増えてしまう。

『休みた〜い』なんて言われてしまうと

『外すごいから今日はお休みしようか、今日だけね』なんて。

弱っ!これはまずかった。

そこ、もうちょっと頑張るべきだった、、、

 

そのママ友は、『まぁいっか』

という感覚を持っていなかったと思います。

みんなで楽しく遊んでいても

時間が来たら必ず送って行っていたと思います。

しかもいつも自転車で。

雨が降ろうが槍が降ろうが、だった気がします。

よほどのことがない限り、

習い事を休ませたりしていなかったと。

それって母親の強い気持ちと体力がないと

なかなかできないことなんですよね。

私なんて運転に慣れていたので、すぐに車を出していたし、

今思うとやっぱり自分の『楽』をとっていたかもな。

 

習い事は休まないのが当たり前。

その子は行きたくないとママに言っても無駄なことを分かっていて

行きたくないとか、今日は休みたいとか、

言うことがなかったと思います。

私は『本当にすごいママだ』と思いました。

自分の疲労や気分に振り回されることなく

一貫して態度を崩さないという母の姿勢、

とても尊敬できる面だなと思ったことを思い出します。

 

もちろんその子の体力にもよるので、

本当に無理をさせてはいけない場合もたくさんあります。

休まずに行かせること、皆勤が第一とは決して思いません。

子どもが風邪をひいていたり感染症の場合でも

皆勤賞狙って誰かに移ろうが関係なく行かせてしまう親も結構いるから

それはそれでどうかも思いますし、、、(そうやって広まる)

 

母親の育児疲労って本当にすごいものです。

あ〜、かなり母親自身の体力にもよるのかもしれませんね。

確かにそのママ友は健康で元気で活動的でした。

余裕がありました。

私は日々体力的にMAXだった気がしますが、

もう少しできた気もするんです。

 

子どもは友達と楽しく遊んでいると、途中でひとりだけ帰りたくないので

『ねぇー、今日お休みしてもいいでしょ!?今日だけ今日だけ〜』って

言うようになるんです。

あっちこっちでこのセリフが飛び交っていました。

大抵の子はこのセリフを使ってました笑。

自分も疲れていたりすると『じゃぁ今日は休んでいいけど、次は行くのよ』

なんてことで、お休みしてしまったり。

こんなことをしてしまうと、また同じような時に同じことになります。

みんな母親は、遊びに行く前に

『今日は習い事があるから、途中で1人先に帰らなければいけないけれど、

お約束ができるなら連れて行ってあげる』と

約束してから行くようになります。

とにかく幼稚園の後、習い事の前まで

毎日のようにお友達と遊んでいたので、

このような決断が毎日のように迫られるわけです。

 

今日はダメ、今日はまぁいいか、って、

すべては母の判断でしたね。

今思えば、もう少し意識的にできたかな、、、頑張れたかな、、、

もう少しうまくシステマティックにできたかも。

こんなこと、日々のただの生活の一幕と思っていたことが、

しつけに大きく関わっているんじゃないかということ。

その頃の環境がのちに与える影響の大きさに今頃気づくワタシ、、、

 

子供が大きくなったときに、

基本『休まない』という姿勢が擦り込まれているって、きっと強いですよね。

人間生きていく中で、

『あ〜、今日は行きたくないよ〜』

『ぜってぇ行きたくねぇ〜』

ってみんながみんなぶち当たる気持ちなんですよね。

 

小さい頃から『何事も休まないのが当たり前』と思って育ったその子は

息子と同じ歳なので高校生男子。

文武両道な子でした。

その子はどんな風な気持ちで日々取り組んでいるのだろう。。。

行きたくないという気持ちは生まれるのでしょうか。

あったとして他の人より軽いのかしら。。。

そのママ友とまた会う機会があるといいな〜

是非色々聞いてみたいのです。