アラフィフ興味散漫ライフのゆくすゑ

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ゴリラのココちゃん、嫉妬も恥もわかっていた

先日のTV、『衝撃のアノ人に会ってみた』の中の一話。

人間と会話するゴリラ🦍と45年暮らした女性が紹介されていました。

サンフランシスコの発達心理学者のフランシーヌ・ペニー・パターソンさん。

彼女が赤ちゃんゴリラのココを育て、45年も一緒に暮らしたのです。

 

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なんという人生か!

ゴリラへの興味で、研究という使命感もあったと思いますが、

ゴリラのココちゃんとコミュニケーションをとることだけに

夢中になられたのでしょうか。

 

なんて純粋な生き方なのだろう。

とても綺麗なお方でした。

現在72歳だったかな、お歳を召してもとってもお綺麗で。

フランシーヌさんが一緒に生活することで、

ココちゃんは二千語の手話を習得、操っていたとのこと。

なんと『嫉妬』も『恥』も、理解していたんですって!!

最も驚いたのが、

『死んだらどうなるか』死の概念までも。

フランシーヌさんが死について聞くと

『comfortable hole bye』

と答えたといいます。

『苦しみのない 穴に さようなら』

と訳されていました。

 

フランシスさんは完全に意思疎通できて45年一緒に生きたんだ。。。

すごいな、、、完全に子ども。

最初話を聞いたときには、

普通の生き方を犠牲にした生き方、という印象を抱いてしまいましたが、

犠牲にしただなんて微塵も思っていないのではないかと思いました。

家族だったんだから。

犠牲という言葉を使うのは失礼ではないかと思い改めたのでした。

 

ココちゃんはもう天国に旅立ってしまったそうですが、

フランシーヌさんにとってはきっとスペシャルな人生だったのだ。

なんだか、興味が散漫しているワタシから見ると

ひとつのことで生き抜く、という生き方に

心を打たれました。