アラフィフ興味散漫ライフのゆくすゑ

趣味・好奇心・アイディア・子育て後悔録・何でもあり

routineな日々とirregularな日々

先日、大学を卒業して以来の、

約30年ぶりの友人に会いました。

こいちゃんとは卒業してから年賀状だけのやりとりでしたが

今年のお正月に、

思い切って連絡してみた、と誘ってくれました。

『今年こそ会いたいね』と毎年書き続けてきたけれど、

彼女のおかげで終止符がうたれました。

彼女の年賀状には、毎年思いっきり笑顔な家族写真が載っているので、

そのはがきから陽のエネルギーを感じ取っていました。

 

会ってみたら昔と変わらず笑顔全開のこいちゃんでした。

さすがです(*゚▽゚*)

私への印象はかなり変わっていたみたいで

そんな『変わった大人』になっていたとは、

と大笑いされました。笑

 

え、私もよく笑っていたし、明るい部類だったわよ?

、、、でもたしかに

当時はインターネットもないし、

門限もあって厳しかったし、

目に見えているちっちゃい世界だけでのほほ〜んと生きていたから、

表面的な楽しさだけで面白みはなかったかも、と振り返る。

当時私は、勝手に気の合う友達って思っていたけれど、

浅かったよねー自分、と思います。

今みたいに語れる材料は持っていませんでした。

 

お互いの仕事について話して、

彼女とはとても似ているところがありました。

私は定時の勤務はどうも好きではなく、毎日刺激がないとダメなタイプだ

という話をしたら、なんと彼女も同じタイプでした。

明日は何時にどこどこで〇〇さんと会うから何時に出なきゃ、

みたいな決まっていない毎日がいいよねって意気投合。

なるほど、だから彼女はフリーでライターをしているのだと!

かっちょいいです☆

 

同じ時間に毎日出社するって才能がないとできないのですよ。

若い頃は頑張って勤めていました。

でもきっと無意識にとても頑張ってこなしていたのだと思います。

ですから、これからどうやって何をしていくかを考えたりする時、

routineにならないような生き方を選択してきたのだと思います。

結婚退職をした後、派遣会社に登録して、

短期の仕事ばかりを引き受けていました。

派遣で次から次へと好んで違う企業に渡り歩いていたことを思い出します。

彼女はいまだに彼女のお母様から、『同じところに通い続けられない子』

と思われているっていうので大笑い、

ライターっていう才能、これをフリーでできる才能、

とはなかなか理解してもらえないんだねと笑い合ったのでした。

 

 

私の夫は私の真逆で、

毎朝同じ時間に起きて、出社して、仕事にとりかかるような

routine 好きなタイプです。

十数年前に夫が多忙すぎて理不尽すぎてうつになって、

休職して復職してまた休職してまた復職したこの間に、

夫は特に時間通りに過ごすことで安定し

安心して生活できるタイプだということがわかりました。

しかも早起きで、朝の満員電車を避けて、

早々に到着して清々しい時間を持つのが好きなんですって。

(あー、早起き苦手な息子は私の血だったのか、、、残念)

私は反対に刺激がないとダメなタイプで、

毎日決まっていない生活の方がいいと言うと

当時夫はとても驚いていたっけ。。。

 

だから、何時だからご飯の時間だ、とか、何時にお風呂だ、とかこまかい。

自由にできる休日も時間をよく気にしています。

さっき食べたばっかりでお腹空いてないからもっと後にずらせばいいじゃん、

と思ったり

お腹空いてないんだから無理に食べないで一食飛ばしてもいいんじゃない?

とワタシはフレキシブル。

言い換えるとテキトーです。

お風呂の時間なんて同じ時間になんて考えたこともない。笑

その方が理想なのかな?

あー、ちゃんと時間通りに生きた方がいいのだろうか。。。

まぁ夫の場合は、生活リズムが崩れて再び休職するようなことに

なりたくない、という思いもあるのでしょうけれど。

 

ということで、

人それぞれroutineに合う合わないがある、

ということを意識して生きてきました。

routineが好きな人、それが落ち着く人。

irregularが好きな人、それでアガる人。

私の娘はその点はどうやら夫寄りらしい。

息子はどっちなのだろう、、、

将来の職を見つけるにもこの点も意識して方向性を決めないと、

間違うと悲劇だ、と思いました。

同じ時間に出社し、それを継続できる才能。

 

昔はとにかく出社しないことには仕事にならないわけだから、

時間に出社するということが求められていたと思いますが、

今のご時世、ネットでどこでも繋がることができるし、

世界中に散っている人たちが一緒に会議も開けるし、

遠隔で手術もできる時代、

私のようにroutineに合わない人間が働きやすい時代になっているのだと

つくづく思います。

 

世の中に、出社できずに引きこもりになってしまう大人たちの中に、

職業や職種を間違えただけの人も混じっているのではないか、

と思ったりもします。

そう考えると、引きこもりの方へのサポートの仕方も変わってくるのでは?

すでにそういう観点からのサポートがなされているかもしれないけれど、

どちらのタイプなのかを見極めて

その人に合う仕事を見つけるというのは

ポイントのひとつなのだろうなぁと思いました。