アラフィフ興味散漫ライフのゆくすゑ

趣味・好奇心・アイディア・子育て後悔録・何でもあり

思い出旅 ①キャンプ〜白馬〜

息子が中2の時の話です。

息子が少々お元気な仲間と遊んでいて、

その中で若干危機感を持ったママ友が4人集まり情報交換していました。

夏休みにどこか、民泊なりキャンプなり田舎に送り込んでしまいたいねと

色々相談の結果、

キャンプでいこうという方向で決まりました。

私は若い頃ガールスカウト歴が16年ほどあり、

厳しめ訓練キャンプを多数経験していたので、

キャンプだったらそこそこお任せください(^.^)

仲良しママ友も家族でよくキャンプしているし、

もう一人のママもアウトドアウェルカムなママだったので、

大自然の中でスマホから離れさせる作戦」が選ばれました。

 

4人のうちひとりのママ友は都合がつかず、

結局ママ友3人と、中2ボウズ4人とプラス中2もう一人。

母3名+中2男子5名=計8名。

パパなし。

夏休みの平日。

今思い出すとよくやったなぁとつくづく。自画自賛します。

 

車2台でテントやボウズたちを積んで

東京から白馬近くの大町というところまで。

遠かった〜運転がんばりました母たち。

キャンプ場はツリーハウスがあるところを見つけていました。

ツリーハウスと、となりにテントを一つ立てられるサイトを予約。

バンガローはよく泊まりましたが

ツリーハウスは私も初めてでウキウキ。

3泊。

母グループとボウズグループで、

ツリーハウスとテントを交代で泊まろうと思っていたのです。

 

そうしたらなんと、初日から雨が降りだしてしまい、

全員でギュウギュウツリーハウスっていう落ち着かない状況に。。。

東京育ち男子、

ツリーハウス内の蛾とかクモとか

規格外の得体の知れない虫に『キャー!キャー!』言っちゃって、

情けない、ほんとに情けない(⁎⁍̴̆Ɛ⁍̴̆⁎)

うちの息子は小さい時にキャンプで慣れていると思っていたのに、

なぜ苦手!?

図体のデカい男子たちがキャーキャー、女子か!

私はクモとゴキブリ以外は大抵はOKなのに。。。

 

水も近くの沢に汲みに行かないといけない、

トイレもボックスがひとつだけ、

電気も最低限、人工的なものが非常に少ない、

大自然そのもののキャンプ場を選んだので、

めっちゃ不便でした。

敢えてその不便と自然を選んで行ったのだから

もちろん後悔しているわけではないんですよ〜

 

 

スケジュールも、楽しめるようにみっちり組んでいたから、

時間に追われてバタバタでしたがいろんな経験ができたと思います。

2日目は、白馬のキャニオニングを予約していました。

もぅ〜本当は私がやってみたかった!

でも今回は我慢我慢、5人で楽しんでこいと送り出しました。

一緒についてくださる指導者の方が2名、写真もたくさん撮ってくださったので、

どんな崖から飛び込んで、どんな斜面の滝を滑り落ちたか、などなど

見ることができて母たちは写真を見てとても喜びました。

本人たちは、大自然の中で、綺麗な川の中で思いっきり遊んで、

普段できない遊びを心底楽しんでいたみたいです。

私も大満足です。

 

そしてその帰り、近くの温泉へ。

買い出しをしてキャンプ場に戻り、夕食作り。

夜は星空を見にひらけたところに行ってみたり夜の散歩。

東京と違って星がいっぱい。

 

3日目は朝からキャンプ場のネイチャーツアーに

中2だけ申し込んでいたので、手掴みでイワナ獲り。

川で転んだとか、山を駆け登ったとか、

とてもいい経験をさせていただいたよう。

そしてキャンプ場のスタッフのお兄さんたちが

子どもたちだけ連れて買い出しに出かけてくださり

母たちのために中2男子だけで夕食作りする

というサポートもしてくださって。。。

若いスタッフさんもたくさんいて、本当にいいお兄さんたちでした。

あの時は感動的でした。

 

その夜は少し離れた青木湖まで行きました。

湖上のホタルの群れにボートで近づける

ホタル鑑賞を予約しておいたのです。

私は個人的に、ホタルに感動できるような心を育みたく

潜在意識に残るようにと

ちょっと欲ばってしまいましたね。

ライフジャケットを着て、ボートに乗って、

湖の真ん中あたりの結構背の高い茂みの中はピカピカとホタルでいっぱい。

ひとつ、ふたつと、ボートの方にもふらふら飛んできたり。

母たちは当然感動しきりで。

女性はホタル好きですね〜。

彼らの心にどこまで響いていたのかは不明です。笑

 

そしてキャンプ場の中も探検コースで探検させていただいたり、

スタッフの方々にはとてもお世話になりました。

すごくいいキャンプ場でした。

そうそう、野生の猿が近くの木の上にいるのを見つけたり、

真夜中にキツネがツリーハウスの前通ったり、リスがいたり、

とにかく大自然でした。

 

最近は子どもたちも忙しくなり、

家族でキャンプに行くこともなくなってしまいました。

またキャンプ行きたいなぁ。。。

 

小学校のPTA時代、飯盒炊さんってイベントが毎年あって、

PTAで親のお手伝いが募集されるのですが

飯盒炊さんは自ら手をあげてしまいました。

私はカマドが好きなので

カマド担当は血が騒ぐというか、

カマド担当をしたくてうずうずしていたのを思い出します。笑笑

PTAに関しては幼稚園から中学まで相当ご奉仕させていただきましたハイ。

それはたくさんの先生や地域の方や母たちにお世話になっているので

お返しに自分も、と感謝の気持ちからでした。

PTAの存在に文句を言う論調もあるけれど、

役員の選出に関しては改善すべき問題はあるとは思うけれど、

『PTAなんて要らない!なくせー!面倒だー!』

と言う意見はちょいと納得しがたい。

我が子を見てくださっている地域の方々、先生、

母たちがたくさんいることを知らないのでしょう。

だから思いが至らないのでしょう。

PTAの話になっちゃった。PTAはまた改めて。

 

またみんなで絶対にキャンプしたい!!

やっぱり私はキャンプが好き〜♡