うちのお雛様はいつまで飾るべきなのか?
かわいいかわいい愛娘が22歳になっても、
この時期になればお雛様を飾ります。
箱から一式出すのもえらい大変なんですが、
娘の為、お人形の為、頑張って毎年飾ります。
最近ではもはやお人形の為です。
一年間暗闇の箱の中でこの時を待っているのかと思うと、
出してあげないという選択肢はなくなります、はい。
でも結婚するまで飾るんでしょうか?
結婚したあとは?
持って行ってほしくても、
娘が娘を産んだら、だいたい新調しますしね。。。
このお雛様はこの家で毎年毎年飾られればいいのでしょうか?
私の母は、私が結婚した後も実家で飾り続けてくれていたそうです。
皆さんどうしておられるんでしょうか。
今後どうすべきなのか心を決めたくて検索してみました。
そもそも雛人形を飾る意味とは?
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昔は乳幼児の死亡率が高く、
子どもが無事に成長できるかどうかは神のみぞ知る事柄でした。
そのため穢れを移す身代わりの人形を子供の枕元に置いて、
災厄を祓う風習や、子どもの穢れや厄を移した雛人形を川へ流す
「流し雛」の風習も生まれました。
やがて時代と共に、雛人形は立派で豪華絢爛なものになっていきます。
川へ流すことから飾ることで厄を祓う形へと変化していきました。
すなわち雛飾りには、子どもの健やかな成長を願う両親の祈りが
込められているのです。
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(吉徳大光より抜粋)
感覚的に分かっていましたが、読むと思ったよりイメージ重くなります。
ず〜ん。
お雛様パーティ〜Yeah〜!!
って楽しむだけではなく、
ちゃんと娘の成長を見守ってくれる、
厄災を背負ってくれるものとして、感謝を込めて飾る、
そう意識しなければいけなかったと、
飾るのをやめようかどうしようかと迷っている場合ではない、、、汗
20年前からやり直していいですか?
いつまで雛人形を飾るかについては、特に決まりがあるわけではないそうです。
それぞれの家庭の方針、家庭の事情決めてよいようです。
選択肢としては、
○ 娘がいくつになっても実家で飾り続ける
○ 結婚したら嫁ぎ先で子どものものと一緒に飾る
○ 結婚するまで飾る
○ 区切りの年齢まで飾る(高校生、大学生、二十歳などの区切り)
○ 寄贈できるところに寄贈する
○ リサイクル、リユースできるところに出す
○ 人形供養をしてから処分する
(参照:all-about)
はい、決めました。
私は私が生きてる限り、私のそばでお雛様を飾ろうと。
娘がいままで元気に、そして大好きな娘に育ってくれたんですもの。
うちのお雛様のお陰かもと思えてきた、、、
そっかー、私がいなくなったときのために行先も決めておかなきゃ。
遺言?何かに託しておかないと。
準備が良いのが取り柄です。
そんな気分になっちゃってるので、
娘がいませんがパーティーすることにしました。
看護師として病院の寮で暮らしているので、
会おうとしなければ会えなくなっています。
娘が生まれてから、
お雛様を飾って
お雛様パーティーを欠かしたことはありません。
毎年毎年3月3日には、
☆ちらし寿司
☆ハマグリのお吸い物
☆菜の花お浸し
☆ポテトサラダ
☆フルーツポンチ
☆桃の花(飾り)
☆桜もち
☆ひなあられなどお雛様のお菓子
☆甘酒
だいたいこんな感じでお雛様の雰囲気を醸し出してきました。
今年は仕事のシフトで帰ってこれませんでしたが、
お雛様と共にちらし寿司やハマグリのお吸い物、
菜の花、甘酒、桜もち。
少し力のぬけたパーティーをしました。
やっぱりパーティーがないととさみしいから。
ちなみにうちは三人官女までしかいませんが、
七段飾りの雛道具の名称でもおさらいしておこうかな。
何回見ても全部は頭に入らないけど。。。
①屏風
②親王(男雛)
③親王(女雛)
④雪洞ぼんぼり
⑤三宝さんぽう
⑥三人官女(くわえの銚子)
⑧三人官女(長柄銚子)
⑨高杯たかつき
⑩五人囃子(太鼓)
⑪五人囃子(大鼓おおかわ)
⑫五人囃子(小鼓こつづみ)
⑬五人囃子(笛)
⑭五人囃子(謡うたい)
⑮右大臣(若人)
⑯御膳おぜん
⑰菱台ひしだい
⑱左大臣(老人)
⑲橘たちばな
⑳仕丁しちょう(台笠だいがさ)
㉑仕丁しちょう(沓台くつだい)
㉒仕丁しちょう(立傘たてがさ)
㉓桜
㉔箪笥たんす
㉕挟箱はさみばこ(両掛)
㉖長持ながもち
㉗鏡台きょうだい
㉘針箱はりばこ
㉙火鉢ひばち
㉚茶道具(台子だいす)
㉛御駕籠おかご
㉜重箱じゅうばこ
㉝御所車ごしょぐるま